合唱する人なら知っておきたい作品リスト(海外作品)

中世から現代まで、合唱の基本的レパートリー、あるいは音楽史上で重要と思われる海外作品を、独断で概ね時代順に列挙した。
純粋な合唱曲に加え、オーケストラやオペラのレパートリーで合唱が重要な役割を含む作品も含んでいる(逆に、オペラ中の有名合唱曲は除外)。
赤字になっている作曲家は、本リストに含まれていない小曲に注目すべき作品が多いこと示している。

ペロタン:Viderunt omnes
作者不詳:夏のカノン
マショー:ノートルダムミサ曲、モテット
オケゲム:レクイエム、ミサ・プロラツィオーネム
ジョスカン・デ・プレ:アヴェ・マリア、ミサ「パンジェ・リングア」
ジャヌカン:鳥の歌
パレストリーナ:教皇マルチェルスのミサ、Sicut cervus
バード:3〜5声のミサ、Ave verum corpus
タリス:40声のモテット
ジェズアルド:マドリガル集第5巻、第6巻、テネブレ
ヴィクトリア:Ave Maria(4声、偽作の可能性有), O magnum mysterium
シャルパンティエ:真夜中のミサ
モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り
J.S.バッハ:ロ短調ミサ、マニフィカト、マタイ受難曲、ヨハネ受難曲、モテット
ヘンデル:メサイア
ハイドン:天地創造、四季
モーツァルト:レクイエム、ハ短調ミサ、Ave verum corpus
ベートーヴェン:交響曲第9番、荘厳ミサ曲
シューベルト:ミサ曲第5、6番
ベルリオーズ:レクイエム
ロッシーニ:小荘厳ミサ曲、スターバト・マーテル
シューマン:流浪の民、楽園とペリ
メンデルスゾーン:エリア
ブラームス:ドイツ・レクイエム
フォーレ:レクイエム、ラシーヌ讃歌、マドリガル
ブルックナー:ミサ曲第1〜3番、テ・デウム、詩篇150番
ヴェルディ:レクイエム
マーラー:交響曲第2番「復活」、第8番
ドビュッシー:シャルル・ドルレアンの3つの歌、夜想曲
ラヴェル:3つの歌、ダフニスとクロエ
ラフマニノフ:晩祷
シェーンベルク:地に平和、モーゼとアロン、ワルシャワの生き残り
ヴェーベルン:カンタータ第2番、眼の光
オルフ:カルミナ・ブラーナ
ホルスト:惑星
デュリュフレ:レクイエム、グレゴリオ聖歌による4つのモテット
ストラヴィンスキー:結婚、ミサ曲、詩篇交響曲、レクイエム・カンティクルス
プーランク:グローリア、ト長調ミサ
メシアン:5つのルシャン
ペンデレツキ:スターバト・マーテル
リゲティ:ルクス・エテルナ
クセナキス:夜
シュニトケ:合唱のためのコンチェルト
ペルト:マニフィカト
バーンスタイン:ミサ曲
バーバー:Agnus Dei
ブリテン:戦争レクイエム
グラス:浜辺のアインシュタイン

作品は挙げていないが、注目すべき合唱曲を作曲している作曲家:
・デュファイ、パーセル、ラッソ、シュッツ、ヴィヴァルディ、ペルゴレージ、バルトーク、アイヴズ、ピツェッティ、コダーイ、ヤナーチェク、フィンジ、ヒンデミット、ヴィラ=ロボスetc.