シュトックハウゼン空を歩く

2022年12月4日(日)トーキョーコンサーツ・ラボ

開演:昼公演15:00- 夜公演18:30- (開場は開演の30分前)

出演:松平敬(バリトン、トイ・ピアノ)、工藤あかね(ソプラノ)

曲目(曲順未定):

  • カールハインツ・シュトックハウゼン:空を私は歩く(1972)
  • ジョン・ケージ:トイ・ピアノのための組曲(1948)
  • ジョン・ケージ:花(1950)
  • ジェルジ・クルターグ:『遊び』(1975- )より
  • 松平敬:遊び歌(2022, 初演)
  • Karlheinz Stockhausen: AM HIMMEL WANDRE ICH
  • John Cage: Suite for Toy Piano
  • John Cage: A Flower
  • György Kurtág: Játékok
  • Takashi Matsudaira: Asobi-Uta
シュトックハウゼンの『空を私は歩く』は、アメリカ・インディアンの間で伝承されていた12の詩に付曲した、二人の声のための作品である。この作品が書かれたのは、シュトックハウゼンの作風が大きく変貌しつつあった1972年。12の詩に対応する12音セリーを作品の骨格として、様々なレベルの不確定性や『シュティムング』などで試みられた様々な声の実験を取り入れることで、二人の声というシンプルな組み合わせから多彩な響きが導き出されている。また、楽譜の至る所に演劇的な指示が書き込まれており、作品全体が儀式風、あるいはミニ・オペラ的な様相を呈している。日本では滅多に演奏されない50分の大作を体感できる貴重な機会、お見逃しなく!

入場料:一般/前売3000円、当日2500円  学生/前売1500円、当日2000円

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プロフィール:

松平 敬(バリトン) Takashi Matsudaira, baritone

東京芸術大学卒業、同大学院修了。現代声楽曲のスペシャリストとして、湯浅譲二、松平頼暁、高橋悠治、西村朗、川島素晴など150曲以上の作品を初演、クセナキス、シュトックハウゼンなど、演奏至難な作品の日本初演も行う。これまでサントリーホール・サマーフェスティバル、新国立劇場、コンポージアム(東京オペラシティ財団)、東京・春・音楽祭などに出演。CD録音においても、一人の声の多重録音を駆使した『MONO=POLI』(平成22年度文化庁芸術祭レコード部門優秀賞)など3枚のアルバムを発表。チューバの橋本晋哉氏とのユニット「低音デュオ」名義でも2枚のCDをリリース。2019年には著書『シュトックハウゼンのすべて』(アルテス・パブリッシング)を出版。第32、34回ミュージック・ペンクラブ音楽賞受賞。

工藤あかね(ソプラノ) Akane Kudo, soprano

東京藝術大学卒業。身体表現を伴う先鋭的な作品も含め、数多くの新作初演を手がける。これまでにサントリー芸術財団「サマーフェスティバル」、「Tokyo experimental Festival」、「新しい耳」テッセラ音楽祭、「Tête à Tête  The Opera Festival(ロンドン)」、「ダ・ヴィンチ音楽祭in川口」、「草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティバル」などに古楽からオペラ、現代音楽に至る幅広い作品で出演。第1回一柳慧コンテンポラリー賞。ヒロイン役を演唱したオペラ「THE鍵KEY」(レロイ作曲)が第19回佐治敬三賞。世界初の正規録音となる、シェーンベルク「月に憑かれたピエロ」の声とピアノ一台版(シュタイン編、ピアノ:廻由美子氏)のCDをMclassicsよりリリース。
  • 制作協力:ナヤ・コレクティブ
  • 主催:松平敬&工藤あかね