John Cage: Sixty-Two Mesostics re Merce Cunningham (1971) [楽曲解説]

マイクで増幅された無伴奏の声のための作品。
 Mesosticとは複数の行から構成されたテキストの中央に特定の文字列が縦に表れるように配置したもの。
62のMesosticから成る本作品ではMerceまたはCunninghamの文字列が使用されている。テキストはMerce Cunninghamの著書や彼の蔵書から易経によって無作為に抽出されている。
 それぞれのMesosticは1文字ずつフォント、サイズなどが異なっていて、さらにテキスト全体が一つのオブジェに見えるように配置されている。
 演奏に際しても、一塊のテキストを単一の叫び声であるかのように中断なく演奏されることが求められている。フォントやサイズの違いは唱法の様々な違いとして即興的に解釈される。
 少なくとも5つのMesosticが長い沈黙によってはっきりと分離されて演奏されなくてはならない。演奏者は、Mesosticの演奏時間とそれに続く沈黙を合わせた時間が一定の時間になるように設定するが、この時間は1分30秒以上でなくてはならない(例えば1分30秒と設定した場合、Mesosticを30秒で演奏したとするとその後の沈黙は1分となる)。

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このページは、takashiが2008年2月 5日 20:21に書いたブログ記事です。

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