John Cage: Solo for Voice 2[楽曲解説]

 この作品のための楽譜には通常の五線譜の代わりに、点や曲線などが描かれた6つの透明シートが封入されている。演奏者はこのシートを指定された方法で重ね合わせ、演奏用の楽譜(と歌唱のための意味のない音素からなるテキスト)を作成しなくてはならない。いわば演奏者には、楽譜そのものではなく「楽譜作成キット」が提供されているということになる。
 演奏時間などの細部は演奏家に委ねられていて、同時期に作曲された「ピアノと管弦楽のためのコンサート」の任意のパート、「フォンタナ・ミックス」などの不確定性を用いた作品との同時演奏が可能である。
 ちなみに本作が2作目となる「声のためのソロ」のシリーズは96作という膨大な分量に及ぶ。

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このページは、takashiが2007年2月 2日 13:52に書いたブログ記事です。

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