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管弦楽:東京都交響楽団
昨晩の低音デュオ2ndライヴ、お陰様で満席のお客様をお迎えしての演奏となりました。
ご来場ありがとうございます。
(途中急病人が発生し、演奏が中断するアクシデントがありましたが、大事には至らなかったとの報告を受けています)
今回のライヴのために書き下ろしてもらった2曲の委嘱新作の反応も上々、とてもうれしく思います。
以下、もろもろ告知を。
早速ですが、明日は大阪にて、いずみシンフォニエッタによる、シュトックハウゼンの遺作《ティアクライス》(オーケストラ版)の演奏があります。
いずみシンフォニエッタ大阪第22回定期演奏会
「星の彼方へ――追悼ドイツの2人の巨匠、シュトックハウゼンとカーゲル」
2009年6月13日(土)16:00
飯森範親(指揮)安藤史子(フルート)
いずみシンフォニエッタ大阪
■演奏曲目:
山根明季子:Dots Collection Ⅳ〔委嘱新作/世界初演〕
カーゲル:ザ・協奏曲〔日本初演〕
シュトックハウゼン:「ティアクライス」(オーケストラ版)〔日本初演〕
http://www.izumihall.co.jp/sin_shusai/kouen_n.html
私は、もちろん演奏には関係ありませんが、この日のコンサートのプログラム・ノートで、《ティアクライス》の曲目解説を担当しています。この晩年の美しい作品を、関西方面、そしてそれ以外の地方の方にも少しでも多く聴いて頂ければ、と思います。
私も、大阪へ出没予定です。
シュトックハウゼンといえば、8月末にNHK交響楽団によって演奏される《グルッペン》が話題になっていますが、その企画に関連して、昨秋私もパネリストをつとめたシンポジウム「シュトックハウゼン再考」の模様が同オケの機関誌「フィルハーモニー」に掲載されています。私の発言が収められているのは6月号になります。
5月号の内容は、この公演の企画をしているサントリー音楽財団のウェブサイトにすでにアップされています。6月号も追ってアップされると思います。
リンク:サントリー音楽財団 サマーフェスティバル
そして、来週6月17日、昨年参加した、高木正勝氏のプロジェクト「タイ・レイ・タイ・リオ」のライヴ音源をもとに制作された同名のCD(+文庫本)が発売されます。詳細は、以下の特設サイトをご覧下さい。記録写真、試聴音源など情報満載です。
リンク:Tai Rei Tei Rio特設サイト
月末6月27日には私の指導しているアマチュア合唱団の演奏会で、バッハ《マニフィカト》、ストラヴィンスキー《ミサ曲》のソリストとして歌います。
高津市民合唱団第17回定期演奏会
2009年6月27日(土)午後2時開演
ミューザ川崎シンフォニーホール
全席自由2000円(当日券2500円)
ストラヴィンスキー《ミサ曲》
バッハ《マニフィカト》
ペルト《ソルフェッジョ》
木下牧子《鴎》ほか
独唱:工藤あかね(ソプラノ)、加賀ひとみ(アルト)、鈴木准(テノール)、松平敬(バス)
管弦楽:横浜シンフォニエッタ ピアノ:藤井美紀
合唱:高津市民合唱団
チケット申込みは私の方でも受け付けています。こちらのフォームよりメールをどうぞ。
少し先の話になりますが、8月12日に80歳の誕生日を迎えられる湯浅譲二氏をお祝いするコンサートに出演します。
湯浅譲二バースデーコンサート
東京オペラシティ・リサイタルホール
2009/08/12(水)午後7時開演
出演:
大久保彩子(フルート)、佐藤佳子(ヴィオラ)、鈴木俊哉(リコーダー)、橋本晋哉(チューバ)、
藤田朗子(ピアノ)、松平敬(声)、山根孝司(クラリネット)、吉村七重(箏)、
ジョージ・ヴァン・ダム(ヴァイオリン)
曲目等詳細未定ですが、新しい情報は橋本晋哉氏のサイトをチェックして下さい。
昨日のプログラムにこの情報を記載していたのですが、曜日が間違っているとのご指摘がありましたので慎んで訂正します。
いよいよ、明日は低音デュオの本番です。
今回は、共演の橋本晋哉氏が5月下旬までラッヘンマンの難曲と格闘、その大舞台が終わって一気に低音デュオ・モードになると思いきや、橋本邸敷地内にて捨てられた小猫を発見、体調が良くないので世話に追われて、というハプニングがあったり、今回のライヴのために委嘱した新曲がどちらも予想を上回る力作で、短期間での譜読み&合わせが難航したりと冷や汗ものでしたが、気合いで何とか本番まで持ち込めそうです。
(あまりのピンチっぷりに、一週間前はパニック直前でした。。。)
何げに私の新作も演奏が難しかったりもしますが、簡単にネタバラシをしておきます。
今回は橋本氏がテューバ独奏でカーゲルの「Mirum」を演奏しますが、このタイトルはレクイエムのDier irae(怒りの日)の中の一節Tuba mirumから取られています。モーツァルトの「レクイエム」のバス独唱がトロンボーンに導かれる部分を思い起こす人も多いかと思います。
その演奏の前奏曲として作曲したのですが、内容を関連付けるために「dies irae」をテキストに用いた作品としました。ただし使われるテキストは「dies irae」のみ、このテキストを音素に解体し、カノン仕立てにしましたが、唱法にちょっとした仕掛けを施したり、シンプルなリズムからポリリズムが生まれるような構造をとっているので、楽譜の見た目に反して演奏はなかなか大変です。
ちなみにタイトルの「¿æ?」はdies iraeの最後のシラブルと、作品がシンメトリー構造になっていることを表すスペイン語風の疑問符を組み合わせたものです。
ついでに、今回の委嘱新作の簡単な紹介もしておきます。
田中吉史氏の「科学論文の形式によるデュオ」は、その名の通り(架空の)科学論文をテキストにしていて、バリトンとテューバの二人がその論文を発表する、というアイデアですが、とにかくリズムが大変で、アンサンブルの精度も求められる超難曲、演奏がうまくいくことを祈ります。
鈴木治行氏の「沼地の水」は、以前双子座三重奏団で委嘱した「蛇行」と共通する部分も多いです。そこでも見られた自己言及的なテキスト、音色やリズム構造などの瞬時の交替などがここでも見られますが、「蛇行」からもう一歩ひねった内容になっています。
神長貞行氏のDIGITAL BOXは松尾芭蕉の複数の俳句をテキストにした作品で、2年前に橋本氏と私で初演をしています。
今年80歳の誕生日を迎える湯浅譲二氏の「天気予報所見」は、橋本氏とはもう何度も演奏していますし、トランペットとのオリジナル版も曽我部清典氏との演奏を重ね、今回が(おそらく)9度目の演奏となります。感情表現とはおよそ無関係のサンフランシスコ地方の天気予報の記事に、無関係な音楽、感情表現、肉体表現を組み合わせた奇作、初めての方も何度かごらんになった方もそれぞれの視線で楽しんでいただければと思います。
ご予約はライヴ当日の午前7時まで受け付けます。
ご予約希望の方はteion2@me.comまでお名前、人数を明記の上メールをお送り下さい。
先日お伝えした、低音デュオ2nd LIVEで披露する予定の拙作はチラシの表記から曲名が変わりましたので、お知らせします。
《フーガのない前奏曲》ではなく、《¿æ?》というタイトルに変わりました。
一応「え?」と読みます。
橋本晋哉氏が演奏するカーゲルのテューバ独奏のための《Mirum》のタイトルはTuba mirumからきていますが、この言葉も含むレクイエムでも使われる《dies iræ 怒りの日》をテキストに使った作品をカーゲル作品の前奏曲として私が作曲し、その最後の文字をタイトルとして抽出したということです。
スペイン語風の疑問符は「æ」という文字がもつシンメトリー感を強調するために付加しただけで、特に深い意味はありません。作品自体はカーゲルの前座として作ったのでごく短いものですが、このタイトルが象徴するとおりシンメトリーな構造になっています。
蓋をあけてみると、結構ハードなプログラムになってきたので、場をなごませるような曲になるのではないかと思います。
ご予約希望の方はteion2@me.comまでどうぞ。
話は変わりますが、先日オペラシティで行われたラッヘンマンのオーケストラ作品のコンサートでの橋本氏の圧倒的な熱演、完全に脱帽しました。このような方と共演できる事を光栄に思います。
演奏会のお知らせです。
テューバの橋本晋哉氏との異色ユニット低音デュオの久々のライヴです。
■低音デュオ2nd LIVE■
2009年6月11日19:00開演
渋谷・公園通りクラシックス
入場料: ご予約2500円、当日3000円
出演:
松平敬(バリトン)
橋本晋哉(テューバ)
湯浅譲二:天気予報所見
神長貞行:DIGITAL BOX
田中吉史:科学論文の形式によるデュオ(仮題・委嘱初演)
鈴木治行:沼地の水(仮題・委嘱初演)
カーゲル:ミルム、バベルへの塔
チェミツキ:Borjú a réten...
ウォーリネン:NEVER AGAIN THE SAME
橋本晋哉:塔の音楽(初演)
松平敬:フーガのない前奏曲(初演)
普通に考えて、声(バリトン)とテューバの作品はほとんどなさそうに思えますが、今回のライヴのポイントは、お互いのソロ曲をのぞき、ほとんどがこの編成のためのオリジナル作品ということです。
湯浅氏の《天気予報所見》のオリジナル編成はバリトンとトランペットですが、テューバとのデュオ版も作曲者の監修のもと作っていますので、ほぼオリジナル編成といっても良いかと思います。
ちなみに湯浅氏は今年生誕80年、今回の再演(おそらく今回で9回目です)も、一応それにちなんだ選曲となっています。
ご予約希望の方は、私、松平までお願いします。
ご予約:teion2@me.com
話は変わりますが、2月京都にて、高木正勝氏のタイ・レイ・テイ・リオのメンバーとして参加した際の映像が、NHKの以下の番組で放送されます。
ギリギリの告知で申し訳ありませんが、夜更かし得意な方はご覧下さい。
■若気の至りロックフェスティバル
5月25日(月)【総合・全国】
深夜25:40〜26:59(79分)
※正確には…5月26日(火)前1:40〜2:59
もうあさってですが、以下のコンサートに出演します。
入場無料ですので、お気軽にぷらっとどうぞ。
新宿三井ビルディング「ランチタイムコンサート」
第179回 春の調べ
3月24日 Aプロ12:05〜、Bプロ12:35〜 於:新宿三井ビルLB階
出演:松平敬(バリトン)、工藤あかね(ソプラノ)、福﨑由香(ピアノ)
入場無料
Aプログラム
滝廉太郎:花(工藤・松平)
中田喜直:さくら横ちょう(工藤)
ヴァーグナー:《タンホイザー》より〈歌の殿堂のアリア〉
シューベルト:セレナーデ(松平)
ラヴェル:乾杯の歌(松平)
モーツァルト:《魔笛》より〈愛を感じる男の人達には〉(工藤・松平)
Bプログラム
武満徹:三月の歌(工藤・松平)
フォーレ:月の光(工藤)
越谷達之助:初恋(松平)
ヴァーグナー:《タンホイザー》より〈夕星の歌〉(松平)
いずみたく:見上げてごらん夜の星を(工藤・松平)
本日のオペラシティ、リサイタル・ホールでの日本現代音楽協会のコンサート、お陰様で、文字通り満席のお客様の前で、無事に演奏することが出来ました。
現音の会員の公募による作品は、どの作品も独自の色があって演奏することが楽しかったですが、最後のシュトックハウゼンは9年前にキュルテンで聴いて以来、ずっと演奏したいと思っていた作品で、これが最高の環境で演奏し、お客さまにも喜んで頂けたようでとても嬉しく思います。
本当にご来場ありがとうございました。
集中的なリハと、本番に対するプレッシャーが強く、本番終わり完全に腑抜け状態です。
したがって本日閉店です。。
前回の日記でもお知らせした8日のコンサートまであとわずかです。
半年以上かけて準備しているシュトックハウゼンの45分の大作「私は空を散歩する」は演劇的要素も伴い暗譜も事実上必須なので、最近はほとんど毎日リハーサルを繰り返してます。
通すだけで小一時間かかるので、返したりするとあっというまに2時間くらいはかかります。
譜面通りに歌うだけでもかなり大変ですが、ひとつひとつきちんとこだわって練習すると
作品の素晴らしさがきちんと立ち現れてきます。
ある側面だけ取り出せば、現在存在する2種類のCD音源よりも完成度が高くなってきたような気も。
はじめのころは4時間かけても全曲さらえなかったので、大きな進歩ですが。
祈ったり、踊ったり、愛しくなったり、霊が出て来たり、鳥になったり、トランス状態になったり、宇宙と交信したり、物語ったり、色々やります。
音自体も面白いのですが、これは実演で面白さが分かる面も多いので、是非とも「見て」欲しい所です。
坪能作品もちょっとしたオペラ仕立てなので、15分弱ですがこちらも暗譜必須。
これだけの暗譜ならそれほど大変でないのですが、シュトックハウゼンの暗譜と並行作業なので、気も狂わんばかりです。
こちらは「女性」として立ち振るわなくてはなりませんが、どうなることやら。。。
こちらもリハリハリハ。。。。
北爪作品も、独特なゆる〜い空気感と、音楽というよりは「おと」そのものと戯れるような音楽性が興味深い作品です。こちらも若干の演劇的センスが必要とされます。
ちなみに、作品冒頭で、私の必殺物まね芸(?)が開陳されます。
森田作品は、譜面は一見バリバリの現代音楽風ですが、音にしてみるとなかなかポップです。
この曲をさらっていて、ひょっとして自分はヒップホップ向きなのか、などと思ってみたり。
気がつくと、普通に歌う曲が一曲もありません。
共演者の組み合わせも微妙に変な取り合わせです。ホルン、リズム・ヴォーカル、マリンバ。
是非ともお越し下さい。
ギリギリすぎる告知ですが、明日京都で久々に演奏します。
昨秋より共演させてもらっている高木正勝さんとの本番です。
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若気の至り フェスティバル
日時:2009年2月15日(日)
時間:13:00 ~ 20:00
場所:京都造形大学 京都芸術劇場(春秋座)
〒606-8271 京都市左京区北白川瓜生山2-116
無料招待制
(オフィシャル・ホームページにて、1月8日より受付開始予定)
http://www.nhk.or.jp/kyoto/wakage
出演アーティスト:キセル、高木正勝、envy and more...
*高木正勝は「タイ・レイ・タイ・リオ」のメンバーで出演します。
(ヤドランカ (ボーカル)は海外公演の為、出演致しません)
高木正勝 (ピアノ), 田口晴香 (ボーカル), 松平敬 (ボーカル),
熊澤洋子 (ヴァイオリン), 沢田穣治 (コントラバス),
金子鉄心 (イーリアン パイプ), ヤマカミヒトミ (フルート),
OLAibi (パーカッション), 佐藤直子 (パーカッション),
主催 NHK京都放送局
企画・運営 若気の至り実行委員会
協力 SCRAP、α-station



