音律ソフト「Scala」

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音律&微分音マニアご用達必至のソフト「Scala」というものを見つけました。
スクリーンショットなど詳しい内容は以下のサイトで見られます。
http://www.xs4all.nl/~huygensf/scala/

ここまで簡単且つ自由に音律を調整し耳で確かめられるソフトは他にはないでしょう。しかもここまで高機能で無料というのもうれしいです。各種OSのヴァージョンがありますが、Mac OS XではX11が必要です。

比率、セントのどちらでも音律を指定可能で、各種平均律(4分音や6分音による音階)、ミーントーンなども簡単に作れます。
作った音律を5度圏に表示するなど各種分析も可能で、midiキーボードに繋いで演奏することももちろん出来ます。
機械的に半音階に割り振るのでオクターヴを16個に分割するような音階でも問題なく演奏できます(但しオクターヴがキーボード上のオクターヴとずれるので注意が必要です)。

あまりに楽しくて様々な音律で即興演奏したものを録音してみました。

まずピタゴラス音律風の5音音階です。音源

次はほとんど同じ5音音階ですが純正調的なものです。3度音程が違うのが聴き取れるかと思います。音源

続いてフリギア旋法風の音律。音源

古代ギリシアのエンハーモニック(4分音)による旋法音源

高次倍音列(第60倍音以上)による微分音階です。シュトックハウゼンのXiっぽい即興演奏をしてみました。音源

続いて3分音(全音を3分割する)の音階です。音源

非オクターヴ周期の音階も当然のように作れます。
メシアンの移調の限られた旋法第2番もどきの音律ですが、オクターヴがない音階です。音源

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ハリー・パーチとかルー・ハリソンが苦労して作った非西欧音階楽器のようなことが簡単にできるのですね。

山下洋輔だったかが、最も高いシの音(上のドに可聴の限界まで近づいたシの音)とかいう話題で盛り上がっていたのを思い出しました

非西欧の音階も西欧の音階も自由自在です。

実はこのソフトではその筋では有名らしく、例えばLogic Proなどでの音律の設定もScalaで使われる.sclの拡張子を持ったテキストファイルで行われています。

Logic Proでは音律は各音のセントを変えることによってしか設定できませんが、非オクターヴ周期の音階などにも対応しているか実験してみようと思います。

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