新譜CDが以下の通り発売されました。打楽器作品集と「プンクテ」最新版です。
CD79:
VIBRA-ELUFA for vibraphone
KOMET Version for a percussionist, electronic and concrete music, sound projectionist
NASENFLÜGELTANZ for a percussionist and a synthesizer player
PIANO PIECE XVIII (WEDNESDAY FORMULA) for electronic piano
WEDNESDAY FORMULA with 3 percussionists (METAL – WOOD – SKIN)
23 €
CD 81:
Introduction by Stockhausen to PUNKTE (in German and English)
PUNKTE for orchestra (recording 2004)
23 €
詳しくはこちらをご覧下さい。
初期のオーケストラ曲「プンクテ」は全集第2巻にも収録されていますが、今回のものはそれ以降に改訂された部分も反映した出版譜に基づく演奏(エトヴェシュ指揮・ケルン放送響)で非常に期待できます。
初演された時の版だけ聞くと初期の失敗作のような印象を受けますが、幾多の改訂を経て非常に緻密なオーケストレーションの妙を楽しむことができる大傑作へと変貌しています。
ところで、信頼できる筋からの情報によると、現在進行中のプロジェクト「KLANG」のいくつかの部分が来年初演されるようです。
(シュトックハウゼン講習会でも演奏されるらしいです)
現時点で分かっている情報を紹介します。
「第1時間目」 ソプラノ、テノール、シンセサイザーのために
「第2時間目」 2台のハープのために
「第3時間目」 ピアノのために(二人のピアニストが交替しながら演奏するようです)
「第4時間目 - 天国の扉 HIMMELS TÜR」 打楽器奏者とドアのために
「第1時間目」は今年ミラノでソプラノ、テノール、オルガンの編成で初演されましたが、左右の手で異なるテンポを同時に演奏しなくてはならないオルガン・パートの演奏があまりうまくいかなかったようで、オルガンパートをシンセサイザーに置き換えたアントニオの演奏によって仕切り直すようです。
「第2時間目」は「第1時間目」と同様にミラノ大聖堂からの委嘱を受け、そこでの初演となるようです。
ピアノ曲はもともと21作のシリーズとして構想され、11曲目で中断したかと思いきや、以下の通り「光」の一部分として12曲目以降の作曲が再開されました。
XII 木曜日
XIII 土曜日
XIV 月曜日
XV 火曜日
XVI, XVII 金曜日
XVIII 水曜日
確度の高い情報筋によると、19曲目は「日曜日の別れ」のどこかのパートを他の4つのパートのテープと同時に演奏する版、20曲目は「KLANG 第1時間目」のシンセパートを使ったものということですが、私の予想では21曲目は「第3時間目」あたりが怪しいのではないかとふんでます。





