詩人デビュー!?

By | 2016-10-06

というのは冗談で、『詩と思想』2016年10月号に寄稿しています。
「現代音楽VS現代詩」という特集で、現代音楽の分野からは私以外に、福士則夫、川崎真由子、山田岳、篠田昌伸の各氏の文章が掲載されています。

私が書いたのは、心の中で演奏する直観音楽というコンセプトで、楽譜の様な詩の様なものを作りました。

詩人の側からは、現代音楽を意識した詩作品が提供されています。
広瀬大志さんの「めたすた死す」、野村喜和夫さんの「ぷりすろんぷり」は、現代音楽ファンには説明不要なタイトル。

ケッサクだったのが、小笠原鳥類さんの「福士則夫の音楽を聞きながら書いた小品四つ」です。
タイトルの通りの方法で書かれた詩ですが、音楽の実況中継そのものが独自の生命を得て、音楽でも詩でもない不思議な方向へ逸脱していく作品でした。

福士さんが、この詩にまた曲をつけたらどうなるのか、と妄想してみるのも一興。

声をかけてくださった、川崎真由子さん、ありがとうございました!

雑誌は、例えばこちらから購入可能です。

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