池辺晋一郎「バイヴァランスXI」初演

12/9に池辺晋一郎氏の、二人の声のための新作「バイヴァランスXI」を初演します。

池辺晋一郎氏の解説動画もアップされています。

四人組とその仲間たち 【調和の原点 -単色と双色で- 全曲新作・世界初演】

12月9日(金) 19:00開演(18:30開場)
東京文化会館小ホール

曲目
池辺晋一郎:バイヴァランスXI ~二人の声のために~
出演:工藤あかね(Vo) 松平 敬(Vo)

新実徳英:ピアノのためのエチュード -神々への問い- 第2巻 IV、V、VI
出演:寺嶋陸也(Pf)

西村 朗:ハラーハラ ~サクソフォン・ソロのための~
出演:須川展也(Sax)

金子仁美:味覚・嗅覚 ~2本のギターのための~
出演:鈴木大介(Gt) 大萩康司(Gt)

中村ありす:風の門 ~アルトサクソフォンとピアノのために~
出演:須川展也(Sax) 羽石道代(Pf)

松平敬&工藤あかね Voice Duo

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いよいよ1週間後に迫ってきました。

松平敬&工藤あかね Voice Duo 〜交錯する声とコトバ〜

2016/11/13(日) 昼公演15:00開演/夜公演18:30開演(会場はそれぞれ開演の30分前)
両国門天ホール

松平頼暁:レチタティーヴォとアリア(2016, 初演)
松平頼暁:Why not? (1970)
鈴木治行:口々の言葉 (2016, 初演)
鈴木治行:口と言葉 (2014)
池辺晋一郎:モノヴァランスⅢ (1973)
フランク・デニヤ:二人の演奏者のための音楽(1986,日本初演)
マウリシオ・カーゲル:バベルへの塔 (2002)
今村俊博:読む人Ⅱ-a (2016)
ペーター・アブリンガー:ソプラノとノイズ(2015)
シルヴァーノ・ブソッティ:ラクリメ(1977)

出演:
松平 敬【バリトン】
工藤あかね【ソプラノ、ギター】
今村俊博【助演】

入場料:前売2500円、当日3000円、門天会員2300円

当初、予定されていた15時開演の回がほぼ満席となったため、(チラシに記載はありませんが)急遽18:30開演の夜の部を追加公演として開催することになりました。
昼の部は一時期キャンセル待ちとなっておりましたが、夜の部に移動した方もいらっしゃる関係で、現在若干数の残席があります
夜の部はまだ余裕がありますが、それなりに座席が埋まっておりますので、お早めのご予約をお薦めします。

ご予約はチラシ掲載のメールアドレスのほか、こちらのfacebookイベントページでも承っております。
昼夜どちらの公演か明記の上、お申し込みください。

私の企画公演としては、ここ最近で一番の珍曲揃いとなっております。
皆様のお越しをお待ちしております。

東京23区 区歌・愛唱歌を歌う Again

 

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今週末は東京23区の歌を歌う企画です!

2016/10/14(金)19時開演
両国門天ホール

出演:
松平敬(うた)、岡野勇仁(ピアノ)

ご予約はこちらで承ります。

曲順も決まりました。

東京都歌(原田重久・加須屋博)
東京市民歌(高田耕甫・山田耕筰)
墨田区:花(武島 羽衣・滝廉太郎)
江戸川区:江戸川区歌(岡久美子・清水保雄)
葛飾区:葛飾区歌(佐々木源三郎・平井康三郎)
葛飾音頭(葛飾区・古関裕而)
足立区:わがまち足立(橋本完寿郎・團伊玖磨・團伊玖磨)
荒川区:荒川区民の歌 そして未来へ(高野政義・夢虹二・弦哲也)
台東区:台東区の歌(土岐善麿・渡部浦人)
中央区:中央区の歌「わがまち」(荒木忠雄・岩谷時子・山本直純)
千代田区:千代田区歌(佐藤春夫・山田耕筰)
港区:港区歌(港区・山田耕筰)
新宿区:大新宿区の歌(服部嘉香・平岡均之)
文京区:文京区歌(佐藤春夫・弘田龍太郎)
豊島区:豊島区歌(岡本淳三・中田喜直)
豊島区民の歌「としま未来へ」(今井英昭/佐藤有弘・さだまさし・さだまさし)

〜休憩〜

北区:北区のうた(井関謙・團伊玖磨
板橋区:愛するふるさと(薩摩忠・山本直純)
練馬区:練馬区の歌 わが街・練馬(久野幸子・松永伍一・川崎祥悦)
中野区:旧・中野区歌(吉田啓文・堀内敬三)
新・中野区歌「未来カレンダー Forever Nakano」(阿木耀子・宇崎竜童)
杉並区:杉並区歌(佐藤有弘・加藤省吾・遠藤実)
世田谷区:世田谷区の歌「緑と風と翼」(川口いせ子・小林亜星)
21世紀せたがやのうた「おーい せたがや」(山花梨恵・井上鑑)
渋谷区:渋谷・愛の街(保富康午・都倉俊一)
渋谷音頭(下村八重・奥野椰子夫・渡久地政信)
目黒区:めぐろ・みんなの歌(杉崎悦子・西沢爽・藤山一郎)
品川区:品川区民の歌(橋本伽耶・岩佐東一郎・服部良一)
品川音頭(小磯清明・石本美由紀・服部良一)
大田区:大田区歌(高橋掬太郎・山田耕筰)
大田区イメージソング「笑顔、このまちから」(湯川れい子・千住明)
江東区:江東区歌(仮)(タモリ倶楽部・タモリ倶楽部)
深川(岡野勇仁・岡野勇仁)平成24年

この曲順は、会場の両国門天ホールのある墨田区から始まり、地図上をぐるりと回るように進み江東区で終わるように決めました。

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詩人デビュー!?

というのは冗談で、『詩と思想』2016年10月号に寄稿しています。
「現代音楽VS現代詩」という特集で、現代音楽の分野からは私以外に、福士則夫、川崎真由子、山田岳、篠田昌伸の各氏の文章が掲載されています。

私が書いたのは、心の中で演奏する直観音楽というコンセプトで、楽譜の様な詩の様なものを作りました。

詩人の側からは、現代音楽を意識した詩作品が提供されています。
広瀬大志さんの「めたすた死す」、野村喜和夫さんの「ぷりすろんぷり」は、現代音楽ファンには説明不要なタイトル。

ケッサクだったのが、小笠原鳥類さんの「福士則夫の音楽を聞きながら書いた小品四つ」です。
タイトルの通りの方法で書かれた詩ですが、音楽の実況中継そのものが独自の生命を得て、音楽でも詩でもない不思議な方向へ逸脱していく作品でした。

福士さんが、この詩にまた曲をつけたらどうなるのか、と妄想してみるのも一興。

声をかけてくださった、川崎真由子さん、ありがとうございました!

雑誌は、例えばこちらから購入可能です。

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湯浅譲二オーケストラ新作初演

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湯浅譲二氏の新作オーケストラ曲「あれが阿多多羅山」が郡山で10月に初演されます。
私はその演奏にソリストとして参加します。
テキストは「智恵子抄」から採られています。

10/2(日)16:00~
郡山市民文化センター

指揮:本名徹次
東京フィルハーモニー交響楽団
バリトン:松平敬

入場には整理券が必要なようです。詳しくはこちらをご覧ください。

ソクラテスとエレクトロニクス

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明日はこちらの公演のお手伝いです。

ソクラテスとエレクトロニクス

8月18日(木)19時開演 (18時半開場)
杉並公会堂 小ホール
【曲目】
一柳慧:エクステンデッド・ヴォイセス (1967/2014、日本初演)✴
ジョン・ケージ:アリア (1958)
カイヤ・サーリアホ:Lonh (1996)
フランチェスカ・レ・ローイ:Τρόμος(2013,日本初演)
エリック・サティ:三章からなる交響的ドラマ《ソクラテス》 (1919)(ヴァーチャルオーケストラによる管弦楽版 音源制作:松平敬✴)

出 演: 工藤あかね(ソプラノ) 有馬純寿(エレクトロニクス) 松平敬(バリトン)✴
入場料: 予約3000円(当日3500円)

予約・お問い合わせsecretroom621@gmail.com(工藤)
チケット:カンフェティ
http://www.confetti-web.com/detail.php?tid=34064&
照明:菅勝治 舞台監督:鈴木英生(カノン工房)
制作協力:ナヤ・コレクティブ
主催:Secret Room

こちらの動画はサティ「ソクラテス」を4コマ漫画で解説したもの。
背景のオーケストラ音源は私が作成したもの、本番でも使用します。

階名だけで作られた詩 〜 シュヴィッタース『so la so mi』


シュヴィッタースは、言語から意味性を取り除いた音声によって音響詩を作った。
ここで素材となっているのは一種の架空言語であり、予備知識がなければ、彼の音響詩を見知らぬ言語による詩だと勘違いする人も少なくないだろう。

彼の実験はここにとどまらず、数字のみによる詩、単独のアルファベットそのものを配列した詩など、通常の言語以外の要素による詩作の試みも行われた。

さて、ここで紹介する作品は音楽の階名(ドレミ…)だけで構成された詩である。

so la so mi
so la so mi
re re si
do do so
la la do si la
lo la so sai
la la do si la

特に音楽の素養のある人がこの詩を見たり聞いたりすれば、その階名(*1)が指し示す音が思い浮かぶであろう。これは、もう一捻りした音響詩といえる。

本リアリゼーションでは詩を朗読しながら、そこで指し示されている音をピアノで演奏してみたが、この詩全体がある有名な歌の引用であることがすぐに分かるだろう。
いわゆるレディメイドであるが、作品の途中までしか引用されていないことと、一部の階名が改変されているところに、シュヴィッタースのセンスがさりげなく刻印されている。(*2)

改変されている部分は「so la so mi」となるべきところが、「lo la so sai」となっているところ。「so la」の子音を揃え「lo la」とし、「so mi」も同様に「so sai」としてある。同じルールを適用するのであれば「so si」とすべきであろうが、そうすると改変した階名が別の階名になってしまうので、それを回避するとともに、o-a-o-aという母音のリズムを生かすべく、このような処理になったのであろう。

*1) ソは一般的には「sol」と綴られるが、(おそらく語調を揃えるために)ここでは「so」と表記されている。

*2) デュシャンがモナリゼに髭を書き加え、自身の作品にしてしまった「L.H.O.O.Q.」を想起する方も多いだろう。有名曲のメロディーの引用だけで作品を構成した音楽作品としては、ケージの「チープ・イミテーション」がよく知られている。この作品は、サティ「ソクラテス」の歌手パートのメロディーの引用のみを作曲素材としている。本リアリゼーションは、結果的にケージとの(おそらく偶然の)類似性を浮かび上がらせることとなった。

子音で埋めつくされた詩


「ursonate」などの音響詩で知られるクルト・シュヴィッタースの作品に、子音で埋めつくされた作品があります。
通常は母音の陰に隠れた子音が強調され、音響的に極めて特異な状況が生まれます。数ある彼の音響詩作品の中でもとりわけ革新的な作品と言えるでしょう。

以下にテキスト全文を掲載します。

 

The real disuda of the nightmare

ch
ch ch t
ch ch t t
cchdttt
chat!
chtatt
cht att at ee.
e.
chuatt
batt
bgatt
bgg
bbbgg.
cc
jjjji uut
ffr
uuuuiiii!
uuzuu ggg
bbg jjjji
zz uu oooo
nj
hz hz ggz
ggz kkiiuu
hu iiu hz
hhhh ggg
kkk or
jjj
zzr
tt trr uu
jjj uu
iii uuu
jjj uu
hh z
ff r
tz z

hhhh gg
jj iiii!!
kkkk iiii!!
hh   z
g t g
g t g t
fff rrrf
h
h uu
ooiioo
hhh uu
uu
jjj uu
frf g g zu u
gggttt jjj uu
u
uuu
ujuj
kkk opp
öö oo ii
huu
hhhuu
uuii
g g g z
g z
huuhuu
huu
ii oop
ii ooooii
uuuuii
ooooii
uuh g g kki
grr
curr.

一柳慧『ベルリン連詩』ラジオ放送

5月に演奏した一柳慧さんの『ベルリン連詩』が、NHK-FM「ベストオブクラシック」で放送されます。
7月5日19:30からの放送です。

お時間のある方はどうぞお聴きください。

一柳慧の音楽 コンポージアム2016から

「ビトゥイーン・スペース・アンド・タイム」 一柳慧・作曲
(10分38秒)
(指揮)秋山和慶
(管弦楽)東京都交響楽団

「ピアノ協奏曲 第6番“禅-ZEN”」 一柳慧・作曲
(20分40秒)
(指揮)秋山和慶
(管弦楽)東京都交響楽団
(ピアノ)一柳慧

「交響曲“ベルリン連詩”」 一柳慧・作曲
(39分47秒)
(指揮)秋山和慶
(管弦楽)東京都交響楽団
(ソプラノ)天羽明恵
(バリトン)松平敬

~東京オペラシティ・コンサートホールで収録~
(2016年5月25日)

リンク:番組ウェブサイト

家具屋さんで低音デュオが演奏

2016年 春季公演 第39回 ポスター(大)

半蔵門のお洒落な家具屋さんの中で低音デュオが演奏します。
プログラムは中世から今年の初演したばかりの作品まで、手抜きなしの本気モードです!

平河町ミュージックス第39回
2016年6月24日(金) 19:00開演
会場:ロゴバ ROGOBA DESIGN ON LIFE_Tokyo

出演:低音デュオ【松平敬(バリトン)、橋本晋哉(チューバ)】

プログラム:

近藤譲《花橘》
ギヨーム・ド・マショー《ご婦人よ、見つめないで下さい》
川上統《児童鯨》
ヨハンネス・チコーニア《犬は戸外で》
湯浅譲二《ジョルジョ・デ・キリコ》

『ムジカ・エンキリアディス(音楽の手引書)』より《天の王よ》
作曲者不詳《聖マグヌス賛歌「気高く、慎ましく」 》
中川俊郎 《3つのデュオローグ、7つのモノローグ、31の断片》

座席は全席自由席2,500円(消費税込、ドリンク付)
チケットのご予約、お問い合わせはこちらからお願いします。